「みなさん出会い系のサクラも行為も詐欺罪で逮捕されることを知っていますか?」
最近では、前田敦子さんを名乗りサクラ行為を行っていたとして詐欺容疑で逮捕されて実例もあります。
簡単に高額を得られるというイメージがあるサクラは、アルバイトでも逮捕されますので甘い誘惑に釣られ行わないように注意してください。
アルバイトでも逮捕となれば、犯罪者としてネットやメディアで実名を報道され前科がつく可能性がありますよ!!
この記事では、出会い系のサクラ行為の罪と逮捕後の流れについて紹介します。
出会い系サクラで詐欺罪が適用される場合
会社の指示やアルバイトでも出会い系でサクラ行為をしてしまうと、共犯や従犯となり逮捕される可能性があります。
詐欺罪は、以下の行為に1つでも当てはまると詐欺に加担したと判断され捕まります。
- 欺罔(ぎもう)行為・・・嘘をつき金銭を受け取る
- 性別偽りなど本当ではないことを本当であると伝える行為
- 交付行為・・・相手の意思で自分からお金を差し出させる行為
- 財物移転・・・相手からのお金で利益を得る行為
詐欺罪は、罰金などはなく懲役刑のみの犯罪となり、減刑か執行猶予が付く事を目指します。
詐欺罪が成立した場合、刑法246条により10年以下の懲役になることが考えられます。
また、被害者から損害賠償請求をされた場合、被害額に加えて慰謝料を支払う義務が認められる可能性があります。
出会い系サクラ行為により逮捕された後の流れ
期間 | 流れ |
---|---|
約2日間 | 逮捕 |
約3日間 | 検察庁or釈放 |
約10日間 | 勾留 |
約10日間 | 勾留延長or起訴or釈放 |
出会い系のサクラを行い逮捕された場合、このような流れで進んでいきます。
逮捕されてから約20日は外部との連絡も制限され時間だけが流れていきます!!
逮捕後に、無料で1度だけ弁護士を呼ぶ事ができます。
弁護士との面会の際には、無実の場合弁明や被害者との示談交渉を行うことで釈放の可能性が高まります。
しかし、可能性は低く釈放の可能性は低くほぼ有罪となります。
なので、弁護士と減刑・執行猶予について相談しておくことをオススメします。
出会い系サクラで逮捕されたあどうすればいいのか?
誤認逮捕なら容疑を否認する
知らなかった場合など、間違いで逮捕された場合ややってもない事を警察から問いただされた場合は容疑を否認したり、黙秘権を貫きましょう。
やってもない事で捕まる事はありません。
本当の事を話す事で釈放や減刑になる可能性がありますので、嘘の供述で罪を認める必要はありません。
また、供述調書は念入りに確認してからサインをしましょう。
おかしい箇所があればサインせずに警察側に質問したり供述調書を作り直してもらう必要があります。
弁護士に助けを借りる
先程もお伝えしたように、起訴された場合99.9%有罪判決がでます。
なので、弁護士の助けを借りて起訴されないよう働きかけることが重要。
弁護士の知り合いがいなくても詐欺で起訴された場合、被疑者国選制度という弁護士が付いてくれるシステムがありますので、留置された段階で弁護士を呼ぶように働いかけてください。
なぜ、弁護士を呼ぶことが大切かというと以下のような働きを弁護士があなたに変わって行ってくれるからです。
- 取り調べ時の回答など対応法を教えてもらえる
- 釈放や減刑のために動いてもらえる
- 示談になるように被害者を交渉してくれる
- 執行猶予が付くように動いてくれる
このような働きを弁護士が行ってくれるので、早めに弁護士と話すことが無罪の主張や減刑の際にメリットになります。
出会い系サクラの詐欺罪で逮捕された実例
引用:産経ニュース
引用:産経WEST
出会い系サクラで逮捕されないように
出会い系サクラは、詐欺罪になることがお分り頂けたでしょうか?
逮捕されると、名誉も時間も失います!!
一時の甘い誘惑に惑わされずに、出会い系はサクラとしてではなく利用者として出会いを探しましょう。
出会い系のサクラに手を出すとあなたの人生は悪い方向にしか進みませんよ!!